輝く光をあなたの手に 大祖教

お知らせ

  • 25年6月30日
    6月御神話解説更新
  • 25年5月26日
    5月御神話解説更新
  • 25年4月17日
    4月御神話解説更新
  • 25年3月25日
    3月御神話解説更新
  • 25年3月4日
    2月御神話解説更新
  • 25年1月30日
    1月御神話解説更新
  • 24年12月27日
    12月御神話解説更新
  • 24年11月29日
    11月御神話解説更新
  • 24年10月30日
    10月御神話解説更新
  • 24年9月20日
    9月御神話解説更新

今月の御神話解説

大祖教 御神話解説

 令和七年も、半分を過ぎて六月を迎えました。本日は、昭和三十五年七月八日の御神話を元に、お話しさせて頂きます。
この時は、「生きたる喜び観るならば、完全(一つ一つ)が神の芸術(わざ) 愛の宝は無尽蔵」(お道の五)よりお話し下さいました。

 人間の欠点は、非常に心が奢りやすい事です。
この奢る心が神様より頂いたこの世の芸術をいくらでも殺している事になります。
十年使えるものを、一、二年で捨ててしまう。
又、食事にしても、不足を山程言って、使わないで捨ててしまうとしたならば、
捨てられた大根なら大根は、その役目を果たせず、人間のために殺された事になります。
殺した人間は、殺生の罪を神様より着せられるのです。

 この様な罪が重なりますと、今幸せであっても、やがては全て取り上げられ、物資不如意となり、
貧乏のどん底に落ちねばならなくなります。

 ですから、私達は、自分の目の前にある一つ一つを本当に生かして、感謝を持って使い切る都言う事が、大事な事となります。

 現界に生きているのは、人間だけではありません。
人間は万物の長であるので、その事を知って、下々の物まで、上手に使って生かしてやり、見守ってやる事が、神の分け御霊である人間の責任です。
人間は、神の創りし芸術と申されてありますが、人間の手一つとっても、大きいものも、米粒の様に小さいものも、持つ事が出来ます。
この宇宙ですら、この手で壊す事も出来るし、又大勢を助ける事も出来るのです。

 人間の胸先三寸で、神様の懐に飛び込む事も出来、又悪魔の仲間入りも出来ます。
悪魔の仲間入りをしては、この地球は破滅してしまいます。神様の」懐に飛び込めば、
そこには破壊なく、不幸無く、天国そのままの暮らしが出来るのです。
信仰の道に於いて、教えの道で、あの人はこう言ったから、ああ言ったから信仰を止めて置く、都言うのでは、
それは悪魔に引っ張られていると言う事になります。
肉体を持つ人間は、全てに完全であるとは絶対に言えません。
人を信じるのでは無く唯絶対なる神、大祖神を崇め、その教えを信じていく事が、確実な道です。
そうすれば、経典を唱えるだけで魔は逃げていきます。

 信仰に於いて、奢る心は天狗となり、神様は一番嫌われるのです。
人間は、ああなりたいと思って、成ってみると、すぐに有り難さを忘れ、次の事を要求します。
次に上れなかった時には、非常なる恨みと、不足心を抱きます。
神様は、必ず上に昇りなさいと申されるけれども、それは満足してあがら昇らなければなりません。
不足、不満を持って行ったのでは、次行った所で、不満の褒美を頂くことになるのです。
今を喜び、一つ一つを生かし、その物の本姓を見極めて、最後まで使い切る事が出来だした時に、
その人も生かされて生きたままの天国界に昇る事が出来るのです。

 前にも申しました様に、御教祖様と時を同じくしてこの世に生まれ、そしてこの世で御縁のあった方は、
q非常に深く神様に御縁のあった方で、御先祖にも徳のあった方なのです。
御教祖様は、大祖大神様の御意志を、障害を通じて私達に教えて下さいました。
その中の一つが、本日お話しした「生きたる喜び観るならば
 完全(一つ一つ)が神の芸術(わざ)」なのです。

 この世にあるものは、全て神様が人間に下されたものです。
だから、貰いぱなしにしない様に、無駄にしない様に、泉む心の使い方をする様に、お教え頂きました。

(六月に寄せて)
 主人は、この六月六日に、六ヶ月ぶりに病院から退院しました。
一月十六日にコロナに罹り、家で治療していましたが、三日後に突然容体が急変し、救急車で病院に入院しました。
入院の病院が中々見つからず、気管切開を条件に、やっと入院する事が出来ました。
主人は、自分の肺の映像を見て、気管切開はしないと宣言して、入院しました。
一週間は、意識が無かったと言います。
そこは、神様におすがりするしかなく、祈願祭を掛けて、神様に御願いをしました。
奇跡的に、十日程で回復に向かい、そこの病院は退院して、自分の勤める病院に転院しました。
十日間の入院で、足が全く立たなくなり、リハビリが、必要っだったのです。
三月十日に、リハビリ専門の所に転院しました。そこで、三ヶ月、なんとか歩ける様になり、退院したのです。

 私は、この間、何回も自分が喪服の黒い服を着ているのを、霊眼で見ました。
その度にちじみ上がって、神様に主人の病気平癒を、御願いしました。
その甲斐あって、主人は命を頂き、元気になったのです。
同僚のドクターが主人のコロナの胸のレントゲン写真を見て、この状態で、助かったのは、信じられない。
すごい生命力だと思ったと言ったそうです。

 お陰で主人は、神様より命を頂きました。これから先は、神様の御神意に叶った人生を歩いて行って欲しいと思います。

(海山野開き祭のお知らせ) 
日時  令和七年七月一日午前十一時
場所  西宮高座山大祖教本部教会

 海山野開き際の行事をさせて頂きます。
本年後半の海山野の恵みを、神様にお願いする行事です。
海山野の恵みがなくては、人間は生きて行けません。
是非、豊かな恵みを神様からいただけます様に、行事に参加下さい。
申し込みは、御本部迄。

過去の御神話解説