輝く光をあなたの手に 大祖教

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今月の御神話解説

令和七年五月八日御神話解説

大祖教 御神話解説

 皆様、お元気ですか。美しい五月となりました。
桜前線は今、北海道に北上し、今はツツジが満開となっています。

 美しい花を見れば、幸せな気分になりますが、本当の幸せを得る為には、自分の心の改善が必要となります。
御教祖様は、人間が老病死苦の苦しみより逃れる事の出来る様に、知らず知らずのうちに左巻きにならない様、
右巻きになる様に、手を引いて下さるのです。

 人間は、誰しも無色光を目指して、登らなくてはならないので、大祖神大御神様は、天と直結して人間をお創理になりました。
そして第一に人間を日本に撒き、神国となさり、第二にイタリアに人間を撒き、音楽の国となさいました。
それで、音楽はイタリアに栄えたのです。日本が「あ」で、イタリアが「い」これを五十一音順に五十一迄人間を撒き、
コースを決めて、計画を立て、人間を育てられたのです。

 音楽は、地球を右巻きに巻いていますが、人間の心が左巻きに巻いている人が余りにも多い。
故に御教祖様は、右巻きに立ち帰って欲しいと、切に願われたのです。
左巻きでは、四苦の苦しみより逃れる事は出来ません。
人間の身体は、小宇宙と申しますが、神様のおられるこの大宇宙、地球を指す中宇宙も、全部同じ構造で出来ています。
火もあれば水もあり、木もあれば土もあると言う如く、火、水、木、金、土の水脈が有ります。

 この水脈に、現界の五行の徳が流れ込み、右巻きの人のみが、この徳をスムースに頂けるのです。
この理を知って、大祖教を信仰する人は、左巻きを右巻きに変え、一番後ろを走っていたとしても、
一番になる努力を怠ってはなりません。
日本は、神様の長男国で、神の国である為、非常に神秘的な力が働き易く、一番神様に近い存在なのです。
それなのに日本には臍曲がりな人が多い。
臍曲がりは、偏屈者で、左巻きです。その結果、金銭不如意、家庭不和、重い人は、脳溢血や臓器の病気となり、あの世に行かなければならなくなります。
物に囚われ、物に拘ったならば、末路は早く来ます。この心の向け方が問題で、良い方向へ向けるならば、人間の肉体は、百六十歳迄生きられるのです。

 御教祖様は、鏡であると前にお話ししましたが、恐ろしい顔を持った人が前に来ると、恐ろしい顔になられ、美しい心の人が前に来られると、
たちまち美しいお顔になられるのです。
御教祖様のお身体からは、ピカピカと光が発しておられて、この光に触れた人は、次第次第と自分の罪がはげていって、本当の自分の姿が出て来ます。
その時に、そんな筈は無いと言って、神様に反抗する事は、非常に罪が深い。金銭を誤魔化すよりも、罪は深くなります。
癩病や天刑の罪になる事を知らねばなりません。

 自分の心の動きを見つめて、まず、自分が成仏する様に勤めなばなりません。
神を喰む心は地獄に落ちる事になるので、「ああいけなかった」と自分の心を制する事ができた時には、左巻きは右巻きに代わり、あらゆる徳もついて来るのです。
神の世界には罪はありません。只全てが愛なのです。
大祖大神様の御教えに耳を傾け、その真理を知って突進する人は、何百億の罪も一瞬にして叩き割る事が出来るのです。
その人の前は、行く所行く所全て浄、何を見ても輝く光があり、悪行、悪口、裏切りも全て浄化されて、胸を痛める老病死苦が消えて行きます。

 自分の好きな趣味を生かし、良い生活リズムで楽しく生活すれば、行き詰まりはありません。
今日一日を精一杯生きて、財運も円満も向上して、お陰信仰に走らず、それより先の神様の世界に心を伸ばして、楽しく通って行けば、
何事も思いのままの地上天国が待っています。
信仰とは、進む事です。渋お滞したり、後退しては、信仰ではありません。
心の状態は、今日一日が最高であったと言える一日を過ごし、今日より明日、明日より明後日が、更に良くなる事を信じて、
それに向かって精一杯の努力をして、振り返った時に、最高だったと言える人生を送りたいと思います。
それが、本当の信仰の価値ではないでしょうか。

 「五月、今思う事」

 私が今、一番心が痛むのは、戦争で大勢の人が亡くなったニュースを聞いた時です。
ロシア、ウクライナの戦争、パレスチナ、イスラエルの戦争、数十人、数百人、時には万がつく単位で人が死んでいきます。
神様から頂いた大切な命を、まざまざと捨ててしまう。何故、どうしてと思ってしまうのです。

 阪神大震災、東北大震災、先日の能登半島地震でも沢山の人が亡くなりました。
亡くなった人の事は、非常に残念です。
生き残った家族の人の話を聞く度に悲しみは増して来ます。そして又来ると言われている次の地震に対して出来る限り防備に努める他ありません。

 しかし、戦争は違います。人間が作っているのです。
折角神様より頂いた大切な命を、どうしてむざむざと捨ててしまうのでしょうか。無惨としか言いようがありません。
無念の思いが沸々と心に湧いて来ます。

 この様な戦争は、一日も早く止めて、平和が来る様に、と願わずにはおられません。
これは、誰しも思っている事だと思います。
私は、毎日神様に手を合わせて、この戦争を一日も早く止め、平和が来る様にと祈っています。
大祖神大御神様のお力は、比類無き強さで、言葉に出して平和を願う事が大事で、そうすると、何か、平和への道が開いて来る様な気がしています。

 大事な事は、諦めない事です。
いつも、平和に向かう心を持ち続け、祈り続けたいと思います。

過去の御神話解説

感謝文

 風薫り新緑のあざやかな五月となり、今年第七十三回目の開教記念祭を迎えさせていただきました。
誠にありがとうございます。
 昭和二十七年に神戸市生田区で宗教法人として開教された御教祖様は、このままでは地球が滅びると
世界鎮め、世界の国々の国鎮めを命をかけてなさったのです。
御教祖様の御存命の間は、本当に日本は平和だったのです。
御教祖様は、この世の如何なる災いも人の心が創り出したものであると教えて下さいました。
自分に不都合な事が起こったり、苦しみに出合ったりしたなら、まだ自分にはこんな罪があったのかと悟り、
教えていただいた事に感謝し罪の解消に努めれば、その罪は消えて、一つ一つ罪を解消しゆけば、
やがて生命の徳も、円満の徳も、物質の徳もいただけて幸いの中に暮らせるようになると教えていただきました。

 しかし、今、世界の国々は欲望と憎しみに振り回され争いが世界中に起こっています。
このような中では、しっかりと自分の身を守る理智の剣を身につけて隙を見せる事なく備えをして、
如何なる相手にもつけ入られる事のないようにしておくのが神様の御心です。
 お人好しは単なるバカであると戒めておられます。国と同じです。
私達は御教祖の御教を思う時、今の自分のしている事、考えている事は、本当に神様の御心に叶うものだろうかと、
もう一度考えてみる必要があります。

 大祖大神様に信仰させていただいて
「祈れば望みは叶う」
と私達は実感する事が多くありました。
身に過ぎた望みは罪ですが、いつも神様は私達の幸いを望んでおられる事を感じさせていただいております。

 私は、昭和三十六年に御教祖様にお目にかかった時からの今日迄の人生を授けていただいた事に心から感謝致します。
今年八十二歳を迎えますが、今振り返れば、いつも神様の御守護がありました。
これからの人生、どうぞ神様の御心に叶いますようにと祈り、本日の感謝文とさせていただきます。

 御教祖様ありがとうございました。(三唱)

令和七年五月十一日