大祖教とは
一、祭神「大祖神大御神(タイソジンオオミカミ)」
我々を取り巻く大宇宙の全てのものの創造主。我々人間は神の御子としてこの地上に生まれました。
大祖大御神様は、罪の中に落ちた人類を救う為、過去より現在迄数々の天使聖人(キリスト、釈迦等)を遣わされました。この度の第二次世界大戦後の混乱の中からこの地上を立て直して人類を救う為、教祖護光天様の肉体を借りてこの地上に降臨されました。
二、教祖 護光天(大神)様とは
北畠親房公の直系の子孫として、高知県南国市に御生誕なさいました。
昭和二十二年大祖神大御神様が御教祖様の肉体に降臨なさり、大祖教の道を説かれたのです。御教祖様は世にも稀なる神通力をお持ちで(六神通)、日本を始め世界の国々を十数年にわたって鎮められ、清められてその間、世界は平和を保っていたのです。
三、「大祖教の教え」とは
御教祖様が大祖大御神の神霊を受け述べられたもので、聖典は、朝・夕、天使信徒は神様に礼拝し、拝読します。
月々の感謝祭(毎月八日)には、御教祖様は、神がかりとなられ、御教えを頂きました。(これらは御本となり、1巻より11巻まであります)
『叡智の徳』(えちのうみ)
真の悟りを得る為には天地間のありとあらゆるものは皆空である事を悟られるべし。
人生一切の苦しみよりまぬがれる事が出来得るなり。
物質は空に他ならない。空は物質に他ならない。物質はつまり空であって、空はつまり物質である。
感覚、感情、観念、意志、判断等の精神もまた同じく空であり得るなり。
これらの一切のものは空であって、生ずる事もなければ、滅する事もあり得ない。
汚くもなければ、綺麗でもあり得ない。増しもしなければ、減りもしないのである。
それ故、この空の中には物質もなければ精神もあり得ない。
目耳等の感覚器官も無く、色や音という様な感覚も無いのでござる。
また物や心を対象として知覚するという事もあり得ない。
凡て始まるという事が無いから終わるという事もない。従って、生まれ育ち病みて死するという事も無い。
また修養の道というものも無く、悟る知恵も無ければ、悟りを得るという事もあり得ない。
いやしくも大祖護光天の道に志す者は、この真(まこと)の道を拠り所とする故
心にこだわりがあってはならない。従って恐れがあってはならない。
一切の間違った考え方を遠ざけて始めて真の道に達する事が出来得るなり。
過去、現在、未来を問わず、この教えに徹底する者は、皆この真の教えを拠り所とする故
この上ない神の知恵が得られるなり。
だから、この最高の真理は実に著しく他に比べもののない、妙々白々たる無上のモットーであり得るなり。
これによりて一切の悩みと苦しみを除く事が出来るなり。これは偽りの無き真実の道である。
天界の大生命の中に帰り得るならば、次の句をモットーとして大いに進むべし。
─「行き行きて 落ち着く先は花の山」
これが宇宙の摂理全部を解く神の大生命に入れる真の道なり。
これが真の神の道に到達する道すがら大宇宙の摂理でござる。
『松竹梅の道』
●松の心 ・・・ 父母の心、愛撫の心を示す又物質を示す
●竹の心 ・・・ 自力の心、又竹の根の如く子孫繁栄を示す
●梅の心 ・・・ 花の香りの如く教を説いて人の心に潤ひを与える神の心を示す
- 松
-
松の心を知るや君
変わらず何時も手を取りて
松の心は父母なるぞ
我が身で示す人の道
神の御心そのままに
愛撫の心松を見よ緑の色は永久に
調和の心朝日さす
人の生長祝いつつ
必ず相手一つにて
四季の荒風乗り越えて
- 竹
-
竹の心を知るや君
自力の心たゆみなく
強き心にけがれなく
神の御慈悲は竹しるべ
真理の道を示すなり我が身ではねる銀世界
大地に深く根を張りて
内外清浄身で示す
強く正しくまっすぐに
難苦こたえぬ竹を見よ
- 梅
-
梅の心を知るや君
花の香は高らけく
人の心をうるおいぬ
いかなる節も乗り越えて
道の御教え一筋に誰にも負けぬ強者ぞ
やさしさ増して雪の中
咲かせ人生梅の様に
月日の調べ丸々と
通う心は梅を見よ
大祖教の歩み
- 大正四年十一月十四日 高知県南国市岡豊町定林寺にて御教祖御生誕
- 昭和二十四年四月 神戸市生田区多聞通一丁目にて設立
- 昭和二七年十月十八日 同地にて開教
- 同年十二月二四日 宗教法人として認証される
- 昭和三四年四月二十四日 宗教法人「大祖神教団」となる
- 同年七月一日 西宮市高蔵山一○七にて神殿の地鎮祭を執り行う
- 同年十二月二八日 同地に本殿竣工
- 昭和三六年十月五日 名称を宗教法人「大祖教本部教会」と改める
- 昭和三七年十一月吉日 「大祖護光天大神様の御教」第一巻発行
- 昭和三八年十一月吉日 「大祖護光天大神様の御教」第二巻発行
- 平成七年一月七日 阪神淡路大震災にて御神殿を残し本部教会の建物が倒壊
- 平成八年八月八日 本部教会再建の地鎮祭
- 平成九年二月一日 本殿竣工
- 同年三月十一日 御教祖様御昇天
- 平成十年八月二三日 教祖宮地鎮祭
- 同年十一月吉日 「大祖護光天大神様の御教」第三巻発行
- 平成十一年三月八日 教祖宮竣工
- 同年十一月吉日 「大祖護光天大神様の御教」第四巻発行
- 平成十三年十一月吉日 「大祖護光天大神様の御教」第五巻発行
- 平成十五年五月吉日 「大祖護光天大神様の御教」第六巻発行
- 平成十七年十一月吉日 「大祖護光天大神様の御教」第七巻発行
- 平成十九年十月八日 大祖教ホームページ開設
- 平成二十年一月吉日 「大祖護光天大神様の御教」第八巻発行
- 平成二三年五月吉日 「大祖護光天大神様の御教」第九巻発行
- 平成二七年十一月吉日 「大祖護光天大神様の御教」第十巻発行
- 平成三十年十一月吉日 「大祖護光天大神様の御教」第十一巻発行
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